RI witness
医療において最も重要なのは「高い安全性」と「安心して治療を受けていただける環境」です。
特に生殖医療においては、取り違えが重大な問題となり得るため、細心の注意が必要です。
当院では、2017年より生殖医療専用に開発された、世界で実績のある取り違い防止システム(RI Witness)を国内初導入しました。RI Witnessは、一般的な患者認証システムとは異なり、自動で認識できるRFIDタグ(ICタグ)を使用し、診察券、精子容器、卵子、受精卵を識別・管理しています。

従来の人-人によるダブルチェックに加えて、現在では人-人-RI Witnessのトリプルチェックを実施しており、これにより一層の安全性を確保しています。このシステムにより、ヒューマンエラーを未然に防ぎ、患者様の大切な命の源をしっかりと管理することができます。
そのため、患者様には治療中に何度もお名前を確認させていただくことがあります。煩わしいと感じることもあるかもしれませんが、これは取り違え防止のために欠かせない重要な過程であることをご理解ください。
また、取り違い防止のための工夫はこれに留まらず、細心の注意を払いながら治療を行っております。私たちは、患者様にとって最も安全で信頼できる治療環境を提供することを最優先にしています。
