子宮内膜ポリープは、不妊症の方のおよそ3割に見られると言われており、妊娠を妨げる原因のひとつになることがあります。

そのため、胚移植の前に子宮鏡検査を実施した際に子宮内膜ポリープが見つかった場合は、手術療法(子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術)をお勧めしております。

静脈麻酔を併用した日帰り手術で、手術中の痛みは全くなく、また所要時間は5〜15分程度と短く、体への負担もほとんどありませんので、安心して受けていただけます。

子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術術には、電気メスで切除する方法（TCR）と、組織回収システム（TruClear）（コヴィディエンジャパン社製）を使用した方法があります。当院では患者様の状態に応じてどちらでも実施できるようになっております。